ＡＧＣがドコモと取り組んだ「建物や車の外観を損なわない通信用ガラスアンテナの開発」が第31回電波功績賞を受賞｜ニュース

2020年06月25日製品リリース

ＡＧＣがドコモと取り組んだ「建物や車の外観を損なわない通信用ガラスアンテナの開発」が第31回電波功績賞を受賞

ＡＧＣ（ＡＧＣ株式会社、本社：東京、社長：島村琢哉）が株式会社ＮＴＴドコモ（以下、ドコモ）と共同で取り組んだ「建物や車の外観を損なわない通信用ガラスアンテナの開発」が、第31回電波功績賞の一般社団法人電波産業会会長表彰を受賞しました。電波功績賞は、電波の有効利用に関して特別の功績をあげた個人又は団体に対して与えられます。

・受賞概要
■テーマ
「建物や車の外観を損なわない通信用ガラスアンテナの開発」
■受賞企業ならびに代表（以下、敬称略）
株式会社ＮＴＴドコモ
　　代表　中村　武宏（株式会社ＮＴＴドコモ　執行役員　5Ｇイノベーション推進室長）
ＡＧＣ株式会社
　　代表　杉本　直樹（ＡＧＣ株式会社　執行役員　材料融合研究所長）
■受賞理由
建物の外観を損なわない通信用アンテナとして既存窓ガラスの室内側に貼り付けができる透明なガラスアンテナを開発し、窓ガラスによる電波の減衰・反射の影響を抑制する設置技術により、安定した高速通信を可能とし、「窓の基地局化」によるサービスエリアの拡充を図ると共に、28GHz帯の5G用ガラスアンテナを開発し走行自動車での実証実験にも成功するなど、電波の有効利用に大きく貢献した。

AGCグループは、長期経営戦略「2025年のありたい姿」において、モビリティおよびエレクトロニクス事業を戦略事業と位置付けています。なかでも５G の実用化を大きな事業機会と捉えており、今後も次世代高速通信の発展に貢献する製品の開発・提案に取り組んでいきます。

ご参考