地球の砂からガラスが生まれる!


ガラスは砂からつくられる

窓ガラス、ガラス花器、クリスタルグラス、身のまわりにあるさまざまなガラス製品は、いったい何からできているのだろう。実は、珪酸(SiO2)が主成分の珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂がガラスの主原料だ。これをドロドロに溶かし、必要なかたちに成型するとガラス製品になる。ただし、珪酸を溶かすのにはかなりの高温(1,700℃以上)が必要なため、普通はソーダ灰(Na2O)を加えて溶ける温度を下げ、さらに水に溶けないガラスにするために石灰(CaO)が加えられる。つまり、珪酸とソーダ灰と石灰がガラスの主成分なのだ。ちなみにガラスの製造工程でできるガラス屑(カレット)についても大切な原料の一つとして再処理・再利用されている。

ガラスは液体?!

普通、自然の固体状の物質は、その物質に固有の規則的な結晶構造をもっている。しかしガラスは、ミクロの目で見ると、網の目が不規則に連なっているだけで、結晶構造をもっていない。この構造は、ガラス状態と呼ばれるものであり、その性質は、むしろ液体に近いと考えられている。熱を加えれば、ドロドロの液体状になり、冷却すれば固まる。ガラスは、こうした性質を利用してつくられている。

結晶状態結晶状態 ガラス状態ガラス状態



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